リモートセンシング · フリードリヒスハーフェン、ドイツ;極域

CRISTAL、氷の観測に向け太陽電池パネルを試験

ESAが将来の極域測高衛星の試験を発表。打ち上げ目標は2027年末から2028年初めです。

西南極の海氷、暗い海、雲を捉えた軌道画像。
背景画像:Sentinel-3、西南極、2026年9月30日観測、10月16日公開。全体画像、色を保持。CRISTALや現在の状況ではありません。
contains modified Copernicus Sentinel data (2026), processed by ESA; CC BY-SA 3.0 IGO — https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/igo/ · CC BY-SA 3.0 IGO

ESAは2026年10月26日、氷と雪を対象とする将来の欧州衛星CRISTALの試験進展を発表しました。組み立ては9月、ドイツのフリードリヒスハーフェンにあるAirbus施設で完了しました。初の太陽電池パネル展開試験では、軌道上で連携する必要がある機構とソフトウェア手順を確認しました。

打ち上げサービス企業AVIOとともに、衛星をロケットに固定するアダプターとの適合性と分離機構も確認しました。中間審査では、衛星全体の試験に先立ち、機器、観測装置、サブシステムの認定状況を調べました。準備の進展を示す段階ですが、まだ宇宙での運用を意味しません。

CRISTALはCopernicus Polar Ice and Snow Topography Altimeterの略です。搭載機器には干渉型レーダー高度計IRISとマイクロ波放射計があります。レーダーはKu帯の約13.5 GHzとKa帯の約35.75 GHzという2周波数を使用する予定です。海氷の厚さ、その上の雪、氷床や氷河の高さを測ることが目的です。

Copernicusの技術資料によると、2周波数運用は従来の高度計に比べ測定を改善する見込みです。データは極域の海上活動や、気候変動性を研究するための雪氷圏監視に役立つ可能性があります。これらは計画された能力であり、仕様はCRISTALがすでに得た観測結果ではありません。

次はオランダのESA施設へ移送され、2027年の大部分を環境試験に費やす予定です。発表された打ち上げ期間は2027年末から2028年初めで、なお見通しです。記録の継続性を確保するため、CRISTAL-Aの運用寿命の終盤にはCRISTAL-Bも計画されています。

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