CASALSライダー、連続帯状の3D地図を試験
NASAが航空機搭載試作機の進展を紹介。地形断面間の空白を減らす狙いですが、宇宙版には開発が必要です。
RockGeo 編集部 · 公開日
出来事・イベントの日付: 2024/11/12 · 出典の日付: 2026/10/21
出典確認日 2026/10/22 15:06 GMT

NASA — quadro de vídeo / video frame · NASA media guidelines — editorial use
NASAは2026年10月21日、ゴダードで開発したライダーCASALSの概要を公開しました。連続した帯状の三次元測量を目指し、軌道上センサーの断面間に残る未測定領域を減らす技術ですが、実証された装置は航空機搭載型です。
波長の違いでパルスを向け、今回の走査には電動ミラーではなく光学回折格子を用います。中心波長1040ナノメートルのレーザーが256の波長を切り替え、観測帯内の異なる位置に対応します。
試作機は2024年11月にB200 King Airで飛行しました。記事は高度約5キロメートルで水平分解能22センチメートルと説明しています。これは航空試験の条件で、軌道観測の鉛直精度を示す仕様ではありません。
NASA Technical Reports Serverの2023年の技術記録は、計画の目標と後の成果を区別する助けになります。実証はハードウェアの成熟度向上、測定性能の検証、Surface Topography and Vegetation観測系のアルゴリズム開発を目的としていました。平行な軌跡に沿う高さの取得は、今回報告された飛行に先立つ設計の一部です。
ASCENTのページは、異なる対象でレーダー、ライダー、ステレオ画像を同時期に取得し、科学研究と宇宙観測性能のモデル化に使うという地球科学上の背景を示します。米国の西海岸・東海岸とコスタリカでキャンペーンを計画しています。CASALSは他の地形測量技術とともに候補機器に挙げられています。
チームは2027年の北半球の夏にASCENTで再飛行を目指しています。宇宙対応の試作機に進む前に走査幅を広げ、搭載処理を加える計画です。これらは今後の段階であり、既に運用中の軌道ミッションではありません。